皆さんこんにちは。今年もあっという間に残り一週間を切りました。一月にあっという間に過ぎていく気がしますと話しましたがまさしくその通りになったなという一年でした。出来事も良いニュースや悪いニュースと色々あった年でもあり、そういう部分でも早く過ぎた感じがしたのかなと思います。

今年は悪いニュースから飛び込んできた年になりました。元日には能登半島地震、翌日には羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機の衝突があり、どういう年になってしまうのだろうと不安な気持ちからスタートしました。夏には能登地方で豪雨被害があり再度の被害となり自然災害ではありますがどうして同じ場所ばかり起こるのだろうという気持ちになったのを覚えています。

今年はパリオリンピックが開かれた年でもあり良いニュースもありましたね。パリが舞台となったのは100年ぶり、日本は金20個、銀12個、銅13個の計45個のメダルを獲得。金メダル数や合計メダル数は海外で開催されたオリンピックでは過去最多となりました。

勝った選手、敗れた選手、色々な場面を観させていただきましたが、個人的に印象に残っているのが体操の男子団体です。日本はエースの橋本大輝選手を中心に金メダルを目指しました。6種目で各チーム3人の合計得点で争われます。決勝の内容は、1種目目のゆかは3人とも安定した演技で好スタートを切りました。2種目目のあん馬は橋本選手の落下ミスもありライバルの中国に0.5点の差をつけられます。3種目目のつり輪は3人ともミスなく演技しましたがつり輪が得意な中国に3点以上の差に広げられました。4種目目の跳馬は認定されない技もあり得点を伸ばせずにこの時点で4位につけました。5種目目は平行棒で演技した3人が14点後半を出し2位に順位を上げ最後の鉄棒へつなぎました。トップの中国とは3.267点の差で始まりましたが中国の2人の選手が落下するミスもあり、途中の時点で日本が逆転、日本の最後を託された橋本選手が安定した難度の高い技や着地も決めて金メダルの獲得となりました。

中国の選手はあまりミスをしないイメージがあったので今回のミスには驚きました。相手のミスを待つことは良くない事だと思いますが日本の選手が追いかける立場ではあるがプレッシャーもありながらミスなく演技できたことはすごいことだなと感心しました。キャプテンの萱選手の絶対に諦めるなよという言葉がありますが、諦めない気持ちがチームを一つにして逆転の金メダル獲得につながったと思います。

また20歳の岡慎之助選手は団体・個人総合・種目別の鉄棒でも金メダルを取り3冠、種目別平行棒でも銅メダルを獲得し4つのメダルを手にしています。橋本選手の存在が大きいと思っていた今大会ですが圧巻のオリンピックデビューとなりました。オールラウンダーが何人もいるチームはすごく強いなと思いますし今後にも期待できますね。

今回のオリンピックで諦めない気持ちというのが印象に残りました。誰でも場面は違うとしても諦めないという気持ちが必要な場面があるかと思います。私も諦めない気持ちというのを意識して生活や仕事に生かしていきたいと考えています。皆さんも印象に残った方の言葉など意識して生活してみてはいかがでしょうか。

今年も残りあとわずかです。一年間大変お世話になりました。来年も皆様から愛され喜ばれるサービスを提供できるよう努めて参りますので宜しくお願いいたします。

皆様が素敵な一年になりますように。